人気の手話検定はどっち?

手話通訳士は、2種類の手話検定のうちの1つです。手話技能検定と、手話通訳士試験(手話通訳技能認定試験)がそれです。ろう者とのコミュニケーションを目的とした手話技能検定と、よりアカデミックな手話通訳士試験。どちらが人気の手話検定でしょうか。しっかりと将来を見据た、職業としての手話での語り手を目指すならば、手話通訳士試験に照準を定めるのでしょうが、受験者数は、それほど多くはないと思われます。「手話を習いたい」と素朴に願う人々の数のほうが、圧倒的に多く、したがって手話技能検定が人気の手話検定だと言えます。そこから発展させ、手話通訳士試験へと移行する場合も少なくないでしょう。社会的に見れば検定、資格の格付けとして、手話技能検定と手話通訳士試験は上下に分けられてしまうだろうけれども、「言葉を伝える=手話」という根本は同じです。
言葉=思い +1 !



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